ライフラインを支え、
安心・安全な生活空間づくりに貢献しています。
日栄インテックの主力事業である配管支持金具類は、独自の商品開発と高品質・高精度の製品づくりで、業界のスタンダードを築いてまいりました。現場の作業を徹底的に洗い直すことにより、過去の常識にとらわれることなく、基本的な性能を押さえながら作業の効率化・省力化も実現した、付加価値の高い製品を生み出し続けるために、今後も、現場の声を積極的に取り入れながら、都市環境インフラやライフラインを支える高品質な製品開発に取り組んでいきます。
『らく吊X』が2022年度グッドデザイン賞を受賞しました。 この度、日栄インテックは、管材事業部の主力製品である設備配管用吊金具「らく吊X」で公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2022 年度グッドデザイン賞」を受賞しました。 ■受賞した「らく吊X」について
建築現場での作業人員の不足が大きな問題となる中で、金具の機構を見直すこと(らく吊Xの実現)で、取付工数の大幅削減=所要時間の大幅削減を実現。その事により、社会的に求められていた課題である、建築現場全体(配管支持金具市場において)の大きな省人化と省コストを実現し、あわせて高所作業やナットの締め忘れによる配管パイプの脱落という安全対策についても格段に向上させることが、グッドデザイン賞という評価につながりました。
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柔ワイヤ工法】地震時に吊り機器を補強する、ワイヤを用いた制振補強の工法。揺れや共振に対し、空調機器などの揺れを抑え、部品落下事故を低減。さらに、施工時間を約70%削減、省力化と安全性を実現しています。
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クイックレベル】当社が開発し、今や業界標準の仕様となっている全ネジの取り外し機能に加え、バンドを外さずナットを緩めるだけで配管作業ができる“クイック式バンド”を採用。このしくみにより施工時間の約70%削減を実現しました。
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吊金具(Xシリーズ)】形鋼への固定ボルトの先端に回転式座金をセットしたことで、従来品と比較し、保持力の30%~50%アップを実現。保持力に加え、安全性も向上させた吊金具のスタンダード品です。
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エースハンガー】らく吊エースの施工性と、吊金具(Xシリーズ)で得た安全性のノウハウから生まれた新製品。2014年に施行された国の新指針に基づいた安全性と施工性の規定に適合した製品です。
「つなぐ」が生んだ、新たな価値。
管材事業で培った技術から生まれた天井落下防止システム。
私たちは、これまで培ってきた技術力と品質を最大限に活用し、大規模な地震等が起こった場合も、被害を最小限に抑える“フェイルセーフ分野”の事業にも取り組んでいます。たとえば、各地で起こりうる震災のために、引き続き必要性が高まっている「天井落下防止装置」を、工期の負担を最小限に抑え、国の指針や基準に適合したしくみを開発。後付けも可能なので、既存の天井にも対応、コスト削減にもつなげています。今後も高い金属加工技術を活かしながら、天井・天井設備の防災、新たな金具類や新工法の開発を通じて、安心・安全対策に貢献していきます。
天井落下防止特設サイト>>