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ウレタン

●総合カタログP124-135掲載

ウレタン

冷温水配管の結露防止、温水・蒸気配管の熱損失防止、配管高さ調整の支持金具

ウレタン類に使用される主材質
《ウレタン部》
● 硬質ポリウレタンフォーム
《支持金具部》
● 鉄製
● ステンレス製（SUS304）
ウレタン類に使用されるその他材料
● 防振ゴム（NR）
表面処理（鉄製/バンド部）
● 電気亜鉛めっき
● 溶融亜鉛めっき

●公共建築工事標準仕様書に対応しております。
※平成28年度版公共建築工事標準仕様書（機械設備工事編）より抜粋

第2章配管工事

■ 第2節配管付属品
2.2.31 雑材料より抜粋
合成樹脂製支持受（1）
JIS A 9511（発泡プラスチック保温材）によるA種硬質ウレタンフォームに準ずるも
ので、密度300kg/m3及び圧縮強度4.5MPa以上とし、断熱特性の優れたものとする。
また、燃焼性能測定法Ｂに合格したものとする。

2.4.2 冷温水、ブライン及び冷却水配管より抜粋
（ｅ）冷水、ブライン及び冷温水配管の吊バンド等の支持部は、合成樹脂製の支持受けを使用する。

ウレタンご使用上の注意

AGタイプ・KGタイプは、配管径に応じた基準吊りボルト径以上の適合サイズ製品をご使用ください。
記載されている使用パイプと径にあった支持金具を、適切な支持間隔で正しくご使用ください。
基準に定められた保温材の厚みを選定してください。
MSタイプの使用されているUバンドのねじ部は、100A以下…かしめ加工、125A以上…溶接加工になっています。
EPタイプは、断熱効果がありません。断熱効果が必要とされる場合は、MSタイプをご使用ください。
ウレタン本体は、−196℃〜＋120℃の範囲でご使用ください。
ウレタンボードは、ウレタン密度によって、中荷重用（チョコレート色）、重荷重用（クリーム色）に分かれます。
その他、カタログ記載注意事項等をご確認の上、ご使用ください。
ウレタン類は屋内仕様の為、屋外での使用はできません。

●ウレタンは、各種配管を断熱しながら支持する機能を持っています。

結露防止（ＡＧ、ＡＹＧ、ＫＧ、CA、ＭＳ、ＭＹＳ、ＭＹＺ、CM、ＵＲ）

冷水等の低温流体が配管内を流れる場合、配管材料や保冷材料が冷やされ、表面に結露が生ずるのを防止する。

熱損失防止（ＡＧ、ＡＹＧ、ＫＧ、CA、ＭＳ、ＭＹＳ、ＭＹＺ、CM、ＵＲ）

温水管、蒸気管の熱損失防止をする。

配管レベル調整（ＭＳ、CM、ＥＰ）

配管高さの調整を行う。(ＥＰタイプは、結露防止にはなりません）

優れた断熱性能

独立気泡で形成されている為、断熱効果は抜群です。高密度であるにもかかわらずロックウール保温材、グラスウール保温材と同程度の断熱性能を有し、配管支持部よりの熱ロス・結露を防ぎます。

施工時間の50％以上の短縮

ＡＧ・ＫＧ・ＭＳ（15A～100A）、ＡＹＧ・ＭＹＳ・ＭＹＺ（125A～300A）には、支持金具セット用の溝付きになっている為、ウレタンと支持金具のズレを防止します。
また、保温工事においては、外装材が巻き易くなり、工事が大幅に楽になりました。その為、保温性が良くなり、仕上がり後の外観も向上し、施工時間は50％以上も短縮になりました。

抜群の気密性

ウレタンは分割面にパッキンが貼ってある為、外気を完全にシャットアウトします。