この度、日栄インテックは、管材事業部の主力製品である設備配管用吊金具「らく吊X」で公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2022 年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
■受賞した「らく吊X」について
建築現場での作業人員の不足が大きな問題となる中で、金具の機構を見直すこと(らく吊Xの実現)で、取付工数の大幅削減=所要時間の大幅削減を実現。その事により、社会的に求められていた課題である、建築現場全体(配管支持金具市場において)の大きな省人化と省コストを実現し、あわせて高所作業やナットの締め忘れによる配管パイプの脱落という安全対策についても格段に向上させることが、グッドデザイン賞という評価につながりました。
■グッドデザイン賞(私の選んだ一品にも選出)審査員 評価コメント
吊り金物の中で画期的で簡単な止め方を考え時短、安全性を確保し施工性を高めた製品である。
従来品は両手で作業し、ナットを高所で締めなければならず、また、締めている過程でナットやパイプなどが落下する危険性もあった。しかし蝶番をセンターからずらすことで仮置きができ、さらにワンタッチで止められるようになっている。従来品に比べると約 1/3 の作業時間短縮は驚くべきだろう。
グッドデザイン賞とは グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。 デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に実施されています。 受賞のシンボルである「G マーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。 https://www.g-mark.org/ |