日栄インテック株式会社 の キャットウォーク「ハゼ道」が「2023年グッドデザイン賞」を受賞しました ハゼ式折板屋根用
キャットウォーク・モジュールユニットこの度、 日栄インテックは、 管材事業部の省力化新商品であるハゼ式折板屋根用キャットウォーク 「ハゼ道」で公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2023年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
■受賞理由 審査委員コメント
折板屋根用のキャットウォークとして特別な設計が不要で 「パズルピース」のように自在な取り付けを可能にする具体化力に企業ノウハウの高さを感じさせる。 安全性、 施工性、 低コストが求められる建築系プロダクトにおいて要素を最大限に簡素化しながら求められる要件を満たす為の設計アイデアと実装力が評価された。 設備の保守点検には、まだまだ人の労力は欠かせない中で、さらなる安全と負荷軽減を提供する企業意欲に注目したい。
■受賞した 「ハゼ道」の開発の背景について
折板屋根を用いた物流倉庫や店舗の需要が年々増加する中で、 「環境対策」としてその屋根へ産業用太陽光発電設備等の設置が進んでおります。 その設備の保守、点検には屋根上を安全に移動できる足場 (キャットウォーク)が求められておりますが、 現場ごとの設計 (企画、設計、見積り) に多くの時間や多大な労力がかかるため、施工面を考慮した設計が足りず、 その結果、重量が重い、部品点数が多い、設置レイアウトに融通が効かない等の多くの問題や課題がありました。
■「ハゼ道」の特長と機能、得られるメリットや効果
ジグソーパズルのような専用の歩行板で、人や設置場所を選ばずパズルピースのように自由自在な取り付けを可能としました。 部材をモジュール化することで現場ごとの設計が不要で大幅な労力の削減、コストや時間の低減を実現しました。 歩行面は独自の凹凸面形状で、滑り止めと水はけ機能を有し、屋根に穴を開けることなく、ボルトを締めてハゼ部を掴むだけで簡単に取り付けができます。 屋根本来の品質を低減させることはありません。 現場ごとに設計していた従来比で、 設計時間は90%削減。 製品重量は33%削減。 ハゼ道は、安全・安心、省人化・省施工性を格段にアップしたキャットウォークです。
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グッドデザイン賞とは グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。 デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に実施されています。 受賞のシンボルである 「Gマーク」 は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。 https://www.g-mark.org/ |